国道20号線を走ると、山梨県韮崎市に「博多長浜ラーメン松吉」と書かれた暖簾があるラーメン屋があります。
昔は「食堂?」と思わせるような建物で、ラーメン屋には見えませんでした。
店主が2代目になって何回か改装され、現在の建物に変わりました。
山梨県韮崎市に長浜ラーメンが食べられるの?って不思議に思うかもしれません。
でも先代からスープにこだわったラーメンを提供し続けて、知る限りは30年以上は営業しているかと思います。
そんな博多長浜ラーメン松吉についてお話しします。
雰囲気はどんな感じ?
休日の12時頃の写真ですが、すでにお客さんが並んでいます。
外壁はダークブラウンで、昔の建物とは違って「ラーメン屋」らしい建物になりました。
中に入ると、カウンター席5席・テーブル席2席がありまして、厨房を広くしています。
普通これだけ並んでいたら、座席数を増やすと思います。
実際座席数が増えていた時もありました。
でも多分ですが厨房の動線を確保したいためなのか、座席数を減らして営業しています。
引き戸には、いろんなお知らせが貼ってあります。
現在店員さんの人数不足で、午前11時~午後2時頃まで(スープが無くなるとその前に閉めてしまいます)営業しています。
店員さんが確保出来たら、多分夜もスープが終わるまで営業してくれるかと思います。
券売機がレトロ
券売機がある部屋に入ります。
ここは先に注文したいものを券売機で買うというシステムになっています。
なんとここの券売機は小銭(1円・5円は使えません)と1000円札と2000円札が入ります。
そして1万円札は入りません。
今の時代2000円札を持っている方は少ないと思いますが、あえてこの2000円札が使える券売機が置いてあるのが面白い!
手元に1万円札しかない場合は、店内に入って店員さんに1000円札に両替してもらって券を買うことになります。
長浜ラーメンはどんな感じ?
メインである長浜ラーメンは、どうなのでしょうか?
普通の長浜ラーメン、こんな感じです。
チャーシューやきくらげ、長ネギを増し増しにすることができますのでその券を買い、ネギラーメンにしてみました。
味はどうなのでしょうか?
スープをすすってみると、豚骨臭くない少しこってりとしたスープでとても美味しいです。
トッピングで無料のおろしにんにく・辛子高菜・紅ショウガなどがあります。
おろしにんにくがとても美味しいので、ラーメンとスープに絡ませながら食べます。
そしてほぼスープを飲み干しました。
ごちそうさまでした!
幻のもつ煮
先代の時は、スープが上手く作れないとお店を閉めてしまうくらい、こだわりを持っていました。
先代が居たころは、絶品のもつ煮がサイドメニューとしてありました。
一味唐辛子を掛けて食べると「う~ん、美味しい!」と言ってしまうくらい美味しいもつ煮を頂きました。
しかし先代曰く、良い新鮮なもつが手に入らないときしか作らないと言っていました。
現在2代目の店主になってからは、もつ煮が無くなりました。
作って欲しいのですが、なかなか難しいようなので、仕方がありませんね。
まとめ
この長浜ラーメンを見つけてから、先代のころから通い続けて約30年経ちます。
多分この長浜ラーメン松吉さんは、その前から営業しているかと思います。
いつ行っても安定した味のスープを頂くことができます。
昔はお客が大人同士が多かったのですが、最近は家族連れが多くなりました。
本場の博多で長浜ラーメンを食べたことがあります。
しかし外にいると豚骨臭くて「何かが違う」って思いました。
そして実際に食べましたが、ピンとくるものがありませんでした。
「ここで食べるくらいならば山梨県韮崎市にある長浜ラーメンの方がいい」と思ったくらいです。
なのでここの長浜ラーメンはとてもおススメします。
以上、博多に行かなくても山梨で長浜ラーメンが食べられることについてお話ししました。
追伸
写真撮影を許していただいた店員さんに感謝申し上げます。
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